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TOKYO
LAST
CRAFTSMEN
Hidden Story
Origin
原点
原点06
考えること、つくること。
CADで線を引くようになってから、
眼鏡製作のことを、以前より深く考えるようになった。
2D CADで線を引いていても、頭の中では立体で見ている。
厚み、角度、掛け心地、削った後の表情まで想像しながら、
一本の線を決めていく。
画面の中で引いた一本の線は、そのまま形になるわけではない。
削り、曲げ、磨き、組み立てる。
手を動かす工程の中で、その線が正しかったのかどうかが、はじめて分かる


そして、自ら設計し、自ら製作するからこそ、次に引く線は自然と変わっていく。
わずかなR、厚みの差、角度の修正。設計と製作を往復する中で、眼鏡は少しずつ形になっていく。
考えることと、つくること、その境界線は、無いに等しい。
そうして向き合う中で、昔から受け継がれてきた手仕事の意味も、あらためて分かってきた。
むしろ、手仕事を続けているからこそ、設計の意味が深くなる。
ブローメガネの構造も、後に特許取得へ至ったが、新しい技術として生まれたものではない。
一つの工程を様々な角度から頭の中で試行し、
CADで線を引き、試作し、壊し、またやり直す。
守破離の積み重ねの先に、自然と形になったものだ。
完成した答えがあるわけではない。
いまも、これからも、この積み重ねの中で、
TOKYO LAST CRAFTSMENの眼鏡は、具現化されていく。

これからも、このやり方でつくり続ける。
東京で。
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